「マスクをしている時ににおいが気になる……。」
毎日の生活の中で必需品になったマスクですが、マスクをした時ににおいが気になる方もいるのではないでしょうか。
マスクをした時の口臭の原因が分かると、対策ができるかもしれません。
そこで今回はマスクをした時の口臭とにおいの対策についてご紹介します。
【マスクをした時ににおいを感じる4つの理由】
- むし歯や歯周病で口臭があった
むし歯や歯周病がある方は、汚れが残って細菌が増殖していますが、その際に細菌が毒素を出すので、口臭が発生します。
マスクをしていると、高温多湿の環境で細菌が繁殖しやすい環境で、むし歯や歯周病菌が活発になり、口臭につながりやすくなります。
対策
むし歯や歯周病の治療を行いましょう。
また、汚れがついていることで口臭の原因になってしまうので、日ごろからしっかり汚れを落とすことが大切です。
正しい歯磨きを行い、汚れを落として清潔なお口の環境を保ちましょう。
- はいた息を吸い込みやすく、口臭を実感しやすい
マスクをしていると、はいた息を吸い込みやすく口臭を実感しやすくなります。
ご自分ではにおいが気になる場合でも、周囲の人は気になっていない可能性があります。
においの原因を検討して対策をしましょう。
対策
お腹が空いた時や緊張した時は口臭がしやすく、一時的な口臭で過度に心配する必要はありません。
その場合には、うがいや歯みがきをして口の中が乾燥しにくいようにしましょう。
また、マスク自体ににおいがついている可能性があります。
何日も同じマスクをつけていると、細菌が繁殖しやすく、においだけでなくお口の環境にもよくありません。
マスクは適切な頻度で交換しましょう。
- マスクがストレスになって口臭の原因になっている
緊張やストレスがある状態になると、唾液が減ってお口の中が乾燥しやすくなります。
そうすると、緊張性の口臭がしてにおいを感じることがあります。
対策
ストレスに対する口臭はストレスの原因が改善すると落ちつきます。
ただし、仕事や学校、外出時にマスクをしない生活は難しいと思うので、ストレスが少ない大きめのサイズのマスクを検討してみましょう。
また、お口の乾燥を改善するためには、水分を補給することも大切です。
こまめに水分を補給して口臭対策をしましょう。
- 食べ物による口臭
飲酒・ニンニク・キムチなどのにおいの強い食べ物を食べた時には一時的に口臭がする場合があります。
一般的には48時間以内に体内から排出されますが、その間はにおいを強く感じる場合があります。
食べ物による口臭は、時間が経過すると自然に治まります。
ただし、気になる場合にはできるだけ体内から排出するようにしましょう。
対策
水分を摂取すると、ニオイの元になる食べ物が排出されやすくなります。
また、運動で汗をかくことも有効です。
においの強い食べ物を食べた直後はにおいを感じやすいので、歯磨きをしたり、マウスウォッシュを使ったりしてにおいの元をブロックしましょう。
清涼感のあるマウスウォッシュはお口のにおいを改善しやすくなりますので、おすすめです。
【まとめ】
マスクをしていると、口臭がしやすい環境になります。
今まで感じていない場合でも口臭が気になることも。
むし歯や歯周病が原因の口臭は治療が必要ですので、歯科医院を受診しましょう。
また、マスクを連続して使用している場合には、適切な頻度でマスクを交換して、お口が乾燥しにくいように水分補給やうがい・歯磨きをしましょう。
においが強い食べ物については、歯磨きやマウスウォッシュで対策をして、水分を摂取して対外に排出しやすくしましょう。