虫歯やその他様々な原因で歯茎や顔が腫れる場合があります。
顔まで腫れるの!?という方もいれば、実際に体験した方もいらっしゃると思います。
腫れが出る時は同時に痛みが出る場合も多く、夜も寝られないくらい痛かったなんていう話もよく聞きます。
顔まで腫れてきてしまった方はもしかしたらその前から違和感や痛みがあったけど放置してきてしまってはいないでしょうか?
腫れる時は細菌が原因で腫れることが多いのですが、詳しいことはわからない方が多いと思います。
虫歯で顔や歯茎が腫れてしまったとき、お口の中ではなにが起こっているのでしょう。
腫れてしまう原因やどのように対処したらいいのか、薬について注意してほしいことも説明していきたいと思います。
そのようなことはできれば起こってほしくないですが、もし起こってしまったらこちらの記事を参考にしてみてください。
歯根嚢胞とは歯の根っこに膿が溜まってしまう病気です。
神経の治療をした歯に診られる場合があります。
神経の治療をしたときにそれが不十分だった時、なんらかの形で歯の根っこの中(神経の通路)に細菌が入り込んだ時に感染を起こしてしまいます。
そうすると歯の根っこの先に膿の袋ができるのです。
神経の治療をしていなくても、大きい虫歯を放置していたり、衝撃や温度などで神経が死んでしまったりした場合も歯根嚢胞はできます。
最初のうちはまだ小さいのですが、それを放置してしまうとどんどん大きくなってきます。
しかも周りの骨を溶かしながらどんどん大きくなっていくのです。
大きくなった時に歯茎が腫れる場合がよくあります。
それがひどくなってくると顔まで腫れてきてしまう場合もあります。
歯茎などに膿の通路ができると、腫れることはないのですがそこから膿が出続けているため毎日膿を飲んでいることになります。
ごく稀にですが、その通路が顔に出来てしまい顔から膿が出てしまうケースもあるのです。
もし歯根嚢胞が出来てしまった場合はできるだけ早く歯科医院に行く事をお勧めします。
治療法としては、すごく腫れている場合は一度切開をして膿を出す、抗生物質を飲んで落ち着かせてから治療に入る場合が多いです。
腫れが落ち着いたら神経の治療をします。
基本的には神経の治療をするのですが、それで治る場合もあれば、治らない場合もあります。
そういった時は歯茎を切って直接膿の袋を取る場合もあります。
それでもダメな場合は最終的にその歯を抜くことになります。
膿の袋が出来てからしばらくたっていると状態も悪化しているので治るまでに時間がかかる場合もあります。
その場合も途中でやめたりせずに最後までしっかり治療を終わらせましょう。
もう一つの原因は次で説明します。