インプラント寿命について知っておきたいこと
インプラントは歯の欠損を補う優れた治療法であり、その寿命については多くの疑問がありますよね。
実際の平均寿命は10～15年とされていますが、それ以上に残っている生存事例も存在します。
一体なぜ、インプラントの寿命は個人差があるのでしょうか？
今回は長持ちの秘訣や寿命を延ばすためのポイントを詳しく解説します。
また、長く持ったインプラントの事例にも迫ります。
あなたのインプラント治療にお役立てください。
インプラントの寿命はどれくらい？
インプラントの平均寿命は、約10～15年が一般的とされています。
これは適切なケアを行った場合の目安であり、正確な寿命は個人差があります。
もっとも長く使われたインプラントは約40年という例もありますが、「半永久的」であって「永久」に使えるわけではないことを理解しておきましょう。
インプラントの寿命を延ばすために心がけたいこと
インプラントの寿命を延ばすためには、次のポイントに注意することが大切です。
１．定期メンテナンスをしっかり受ける
定期的な歯科医院でのメンテナンスを受けることで、問題を早期発見し、長期間にわたってインプラントやご自身の歯を健康的な状態に保つことができます。
２．喫煙を減らす
喫煙はインプラントの寿命を縮める要因の一つとして知られています。
減煙や禁煙を心がけることで、寿命を延ばすことができます。
３．歯ぎしり・食いしばりなどを軽減する
過度な力がかかることでインプラントに負担がかかり、寿命が短くなる可能性があります。
歯ぎしりや食いしばりがある場合は、対処方法を尋ねてみると良いでしょう。
もし被せ物が脱離したり歯ぐきが腫れたりしたら歯科医院で相談しましょう。
何かしらの原因でインプラントを除去しなければならなくなった場合、再手術をすることがあります。
再手術では、原因のあるインプラントを除去し、新たなインプラントを再度埋入することです。
再手術の成功率やリスクは個人によって異なるため、少しでもおかしいなと思ったら歯科医院で相談することが重要です。
インプラントの寿命は10~15年と言われていますが、適切なケアによってさらに伸ばす事が出来ます。
インプラントを失わない為に定期的なメンテナンスを受けることや喫煙を減らすことなど、自己の行動がインプラントの寿命に影響を与えることを理解しておきましょう。
インプラントに異常をきたしたら、再手術や他の治療法を選択することも考慮してください。
当院では、インプラント治療の安全と信頼性を重視し、患者さんの健康を第一に考えた治療を提供しております。
