「朝起きた時に歯が痛い……。」
そんな経験はありませんか?
寝ている間は無意識なので、何が起きているか分からないことが多いですが、寝起きに不快感があるのであれば、対処が必要です。
寝起きに歯が痛い原因がいくつか考えられますので、原因を検討して対処法を考えましょう。
【寝起きに奥歯に痛みが出る4つの原因とは】
- 歯ぎしり・食いしばり
寝ている間に奥歯が痛くなっている原因として考えられるのが「歯ぎしり・食いしばり」です。
寝ている間は自分で調整することができないので、無意識に強い力がかかっています。
そのため、歯を守るために、お口にぴったり合ったオーダーメイドのナイトガードを製作して寝る時にはめていただきます。
そうすると、歯ぎしりをした時にも力が分散して、歯や顎を守る働きが期待できます。
また、歯ぎしりの原因はストレスと考えられていますが、ストレスのない生活は難しいので、適度にストレスを発散する方法を見つけましょう。
適度な運動でウォーキングや水泳、お風呂にゆっくり浸かる、読書などご自分に合った方法でストレスを発散しましょう。
歯ぎしりや食いしばりをしているとそのほかに「歯が平らになっている」「歯の根元が退縮している」「顎が疲れている」などお症状が出ます。
ご家族などの歯ぎしりを指摘された、朝お口の中に違和感がある場合には1度受診して確認しましょう。
- 歯の根の先に膿がたまっている
一度治療をした歯でも細菌に感染すると、根の先端に膿が溜まる場合があります。
根の先端が炎症を起こしているので、噛むと痛い、歯に力がかかると痛いなどの症状があります。
先ほどご紹介した歯ぎしりも関係して、寝ている間に強い力がかかると、膿が溜まっている部分に痛みが出ることも考えられます。
そのまま放置してしまうと顎の骨溶かしてしまう原因にもなるので、早めに受診して治療をしましょう。
- 副鼻腔炎になっている
上の奥歯に痛みが出る場合には、副鼻腔炎になっている可能性があります。
副鼻腔に炎症が起きていると、奥歯が重いような違和感が出ることがあります。
そうすると、鼻ではなく、歯に痛みが出たように感じてしまうケースも。
副鼻腔炎の場合には、寝ている間に膿を含んだ鼻水が副鼻腔を圧迫して、痛みが発生することがあります。
歯科医院のレントゲン検査やかみ合わせなどをチェックして問題がない場合には副鼻腔炎も疑われます。
その場合には耳鼻科に来院して副鼻腔炎になっていないか検査してもらいましょう。
- 寝ている時の姿勢
うつ伏せ寝や横向きで腕が当たっている姿勢を長時間続けていると、顎や歯に負担がかかる場合があります。
その場合には、寝ている時に姿勢が悪いかもしれません。
就寝中は自分で意識するのは難しいですが、寝る時に負担がかからない姿勢になっていないかチェックしましょう。
【朝起きた時の歯の痛みの対処法】
朝起きた時の歯の痛みにはいくつか原因がありますが、まずはその原因を特定することが大切です。
その原因に対して、ナイトガードで保護をしたり、根の先端で炎症が起きている場合には根の治療が必要です。
また、副鼻腔炎の場合にも抗生物質などで薬を服用します。
いずれも自然に治癒する可能性は低いので、早めに歯科医院を受診しましょう。
【まとめ】
朝起きた時に奥歯が痛い場合にはいくつか原因が考えられますので、まずは歯科医院で原因を特定しましょう。
自然に治ることは少ないので、症状が悪化する前に通院をして治療をしましょう。
痛みが強くなる前に早めに受診すると症状が軽いうちに治癒しやすくなります。
早期発見・早期治療でお口の健康を守っていきましょう。
歯の神経を大切にする歯医者さん!
秋葉原UDX歯科
秋葉原駅・末広町駅・御徒町駅・岩本町駅付近から
来院される患者さんが多いです