歯の健康を維持し続けるためには、定期的に通院することが大切です。

そのためには、長く付き合える歯医者を選ぶと安心して通えます。

ただ、多くの歯医者がある中で何を基準に選べばよいか迷っている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は通院段階別に一生付き合える歯医者の選び方のポイントについて詳しくご紹介します。

【受診する前のポイント】

ポイント1　通院のしやすさ

仕事・学校などで通院できる時間が限られている場合には、診療時間・診療日・家からの通院しやすさを検討しましょう。

長く通院するためには、無理なく通えることは大切です。

ポイント2　予約制

予約できちんと時間を確保して、待ち時間がないと通院に対するストレスを軽減できます。

また、最近は電話での受付だけでなく、「インターネット予約」を導入しているところもあります。

24時間予約やキャンセルができるので、便利な機能です。

ポイント3　電話対応がきちんとしている

治療開始前にスタッフの対応があるのは、電話で予約する場合です。

予約時に丁寧に対応してくれるか確認しましょう。

駐車場を完備しているところでも、保有台数によっては駐車ができない場合があるので、その点をきちんと説明してくれるか確認しましょう。

【受診した時のポイント】

ポイント1　衛生管理がきちんとしている

歯科では感染対策を十分に行っていることが重要です。

グローブ・エプロン・紙コップなどは使い捨てのものがあるので、患者さまごとに交換しているか確認しましょう。

また、治療をする診療台や待合室が清潔に保てているかも大切です。

ポイント2　治療内容の丁寧な説明や対応

歯科治療は分かりにくいこともあると思うので、どのような治療をするかしっかり治療説明を行ってくれているか確認しましょう。

不安や分からないことがないようにコミュニケーションが取れるかも大切な要素になります。

ポイント3　幅広い治療の選択肢があるか？

歯科の治療は保険の治療だけでなく、自費の治療もあります。

保険は適応できませんが、メリットが多いので、それぞれの治療のメリット・デメリットも含めて説明してくれるところを選びましょう。

患者さまのご希望も考慮して幅広い治療から治療の選択肢を提案してくれるところが安心です。

ポイント1　治療後のケアもきちんと説明してくれるか？

治療がスタートして通院していくと、ご自宅でのケア方法もお伝えができます。

患者さまのお口のあった歯ブラシや苦手な部分の磨き方も確認できます。

また、歯ブラシだけでは磨き残しが残ってしまいがちなので、「歯と歯の間」「歯ぐきの境目」など汚れが残りやすい部分はデンタルグッズを併用しましょう

デンタルグッズもデンタルフロス・歯間ブラシなどさまざまなものがあるので、患者さまのお口に合ったものをご提案します。

また、使い方もコツが必要なものもあるので、ご説明します。

気になることや分かりにくいことがありましたらご相談ください。

お口の中をいつまでも健康に保つためには、毎日のセルフケアだけでなく定期的な検診が大切です。そのためには、長く付き合い続けられる歯医者を見つけることがポイントです。

受診前は「通いやすさ」「予約制」「電話対応」を確認しましょう。

また、受診した時は「丁寧な説明」「衛生管理」「幅広い選択肢」「細やかなケア」も大切なポイントです。

また、スタッフの対応が気持ちのよいものかも重要ですね。

一生付き合っていける歯医者を見つけるためにいくつかポイントをご紹介しましたので、歯医者選びの参考にしていただけると幸いです。