炎症が強い歯の根管治療の場合は、感染物質を綺麗に除去するのに
通常よりも回数がかかります。
また、歯の中の根管(こんかん)の数も
前歯では1本、奥歯は2〜4本と多く
奥歯の根管治療の場合は、前歯の治療の場合よりも
時間も回数もかかる可能性が高いです。
根管治療は、ご自身で見ても治療が進んでいるのか
いないのかが分からない為、
痛みが引き通院が面倒になり、治療を途中で中断してしまい
通院されなくなってしまう患者さんも多いです。
しかし、いくら痛みが引いていても
あくまで治療の途中であり、感染物質は除去しきれていません。
その為、その状態で放置しておくと
根管内で感染が再度広まり、歯の根の先に膿が出来てしまって
歯を支える骨にまで症状が広がる危険性もあります。
最終的には、歯を抜かなくてはいけなくなってしまう為
通院回数が多くて面倒に感じるかもしれませんが
必ず最後まで通院する必要があります。