「歯の根っこの治療」「歯の神経を取る治療」などと言われる
根管(こんかん)治療ですが、通院回数が多い事に疑問や不満を
持たれる事が多いです。
根管治療は1回の治療の時間は、早ければ5分程で終了する事もあるのに
何度も通院が必要になる事がある為です。
患者さんからすれば、「一回の通院で30分治療して通院回数を減らしてほしい」
と思われるでしょう。
しかし、根管治療は細長い針のような器具で感染した根管(歯の根の中)を
綺麗にして、再度、菌が繁殖しないようにする必要があります。
この作業は、小さな器具と薬を使いながら、少しずつ感染した歯髄を除去して
いくしかない為、どうしても治療回数がかかります。
また、炎症が強かった場合は、治療回数が増える可能性もあります。